脳ドックについて

■脳ドックでわかる病気
脳ドックの目的は、無症状の人を対象にMRI・MRAによる画像診断と
頸動脈超音波検査を主検査とする一連の検査により、
無症候あるいは未発症の脳疾患あるいはその危険因子を発見し、
それらの発症や進行を防止しようとするものです。
脳卒中（脳出血、脳梗塞、くも膜下出血）の危険因子や無症状の脳腫瘍、
未破裂脳動脈瘤、脳動静脈奇形、もやもや病、慢性硬膜下血腫などや
認知症・アルツハイマー病などを早期に発見し治療することも目的としています。脳疾患が気になる方、御親族の中に脳卒中・脳腫瘍の罹患者のおられる方、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満・喫煙などの脳卒中危険因子を有する方に特にお勧めします。

■脳ドックの特徴
当院の脳ドックでは、日本脳ドック学会が発行する「脳ドックのガイドライン2019」に準拠しており、脳卒中、各種認知症の予防・早期発見を目的に、頸動脈超音波検査、頭部MRI/MRA検査及び、タブレットを用いた簡易な認知機能テスト（50歳以上を推奨）を効果的に組み合わせて、多面的に脳の健康状態を把握することに努めております。当院のMRI （磁気共鳴断層撮影）は高い解像度を持つ新しいMRIを使用し、精度の高い画像による診断を行っております。撮影時間もMRI撮影に約20分程度と短時間で終了いたします。合計所要時間は1時間程度です。

脳ドック画像（クリックで拡大できます）

• ＭＲＩ脳梗塞画像
• ＭＲＩ脳動脈瘤像
• 頸動脈エコー像